セミナー
SEMINAR
第39回陸上養殖勉強会セミナー
【日時】
2024年8月21日(水)・22日(木)・23日(金)13:00〜14:50
【会場】
東京ビッグサイト 東館 5・6ホール
8月21日(水)
13:00〜13:10
座長挨拶
IMTエンジニアリング株式会社
技術研究所 所長 野原節雄
13:10〜13:40
講演
株式会社ストラウト
代表取締役社長 平林馨
題目
内水面養殖業者が語る陸上海水養殖への挑戦と失敗
講演要旨
静岡の内水面ニジマス養殖業者が海水養殖サーモンをつくろうと思い、失敗の連続で養殖に向き合ってきた5年間に加えて、陸上養殖の現状や今後の向かう姿、企業連携の在り方などに触れつつ、一生産者としての視点で、「陸上養殖の現在と未来」を話します。
13:45〜14:15
講演
水産庁 栽培養殖課
陸上養殖専門官 玉城 哲平
題目
陸上養殖業に係る国への届出と補助金について
講演要旨
令和5年4月1日、内水面漁業の振興に関する法律(平成26年法律第103号。以下「法律」という。)に基づき陸上養殖業が届出養殖業として定められた。本講演では、制度の概要を説明するとともに、陸上養殖で活用できる補助事業を紹介する
14:20〜14:50
講演
Aquavative Technologies Co, LTD.
Daniel Gruenberg
題目
バナメイ陸上養殖に於けるタイやドイツでの最新先進事例
講演要旨
近年に於ける、えび養殖業界では大きな変化が現れている。池におけるエビ養殖の場合、餌代や電気代の価格上昇によって生産原価も上昇すると共に世界の生産量の増加により販売価格が下がっている。我々はこう言った陸上養殖技術のさらなる進歩で国内生産エビが輸入エビとの競争力を持たせる事は可能になりつつあるという考えである。この新たな技術を紹介する。
8月22日(木)
13:00〜13:10
座長挨拶
東京海洋大学 准教授
遠藤雅人
13:10〜13:40
講演
(国研)水産研究・教育機構 水産技術研究所養殖部門生産技術部 主幹研究員 堀田卓朗
題目
ブリ養殖における人工種苗の普及状況と課題
講演要旨
なし
13:45〜14:15
講演
山田水産株式会社 養鰻事業所
取締役 加藤尚武
題目
無薬養鰻の取り組み
講演要旨
ウナギの養殖の世界では一般的に、ウナギの健康維持や病気の治療のため数種類の薬品を使いますが、クスリの力に頼ることなくウナギを健康な状態に保ち『健康に育った鰻は美味しい』という考えのもと、様々な挑戦と失敗を重ねた結果、無薬養鰻を実現。
14:20〜14:50
講演
株式会社神戸御膳奉行 代表取締役
甲斐芳人
題目
海老で鯛を釣る事業の開示
講演要旨
①水産業界への投資→資金・人が入れば活性化②養殖技術は、1度マスターしたら一生使える③スタート時は、短期間で成果の出る魚種④新技術の導入→必要な物だけ⑤販売先までの流通コスト、販売計画が組める生産量⑥PLを考えた初期投資とランニングコスト
8月23日(金)
14:20〜14:50
座長挨拶
東京海洋大学 教授
廣野育生
13:10〜13:40
講演
株式会社さかなドリーム 代表取締役CEO
細谷俊一郎
題目
「魚の代理出産技術」が生み出す次世代養殖魚の展開
講演要旨
ニジマスがキングサーモンを産む生殖幹細胞技術「代理親魚技法」によって、品種改良の革新を目指す東京海洋大学発ベンチャー「株式会社さかなドリーム」が描く事業構想や取り組みについて。
13:45〜14:15
講演
NTTグリーン&フード株式会社
代表取締役社長 久住 嘉和
題目
NTTグリーン&フードによる食料問題・環境問題解決への挑戦
講演要旨
近年、水産業では養殖を中心に生産量が急増し、獲る漁業から育てる漁業への転換が進み、陸上養殖が注目されています。本講演では、最新の品種改良や情報通信技術を組み合わせた陸上養殖による食料・環境問題解決に資する事業構想や具体的事例をご紹介します
14:20〜14:50
講演
理研食品株式会社 原料事業部
取締役・原料事業部長 佐藤 陽一
題目
海藻類陸上養殖の生産性および品質向上の取り組み
講演要旨
海藻類の陸上養殖技術が全国的に広まりつつある。当社では2021年に岩手県陸前高田市において生産を開始した。東北地方における周年生産および品質向上のための取り組みを紹介する。